初心者のうちは、車体感覚がない、目線が近くに集中しがち。運転も恐る恐るやっている。安全確認もやっと。車庫入れが苦手。
そんなドキドキな運転ライフを少しでも快適にするためには、運転しやすい車、乗っているだけで気分があがる車がいいですよね。
難しいスペックや走行性能などはよくわからない。「見た目と乗りやすさ、燃費が重要」という方に向けて記事を書いていきます。
初心者にはどんな車がいいの?
乗りやすい車って?
かわいい車がいいな。
このような疑問にお答えしていきたいと思います。
私自信が免許を取った時のことを思い返してみると、必死だったし、余裕がなかったなぁと思います。そして、私の息子も免許を取ったばかりで、私を車の助手席に乗せてドライブをしていますが、自信のなさと不安が見え見え。
日々感じる「初心者でも運転しやすいな」と思う車とはどのような車かをお伝えしていきたいと思います。
結論から言ってしまうと、コンパクトカーや軽自動車がおすすめ。車好きの男性目線ではなく、女性目線、そして長年初心者指導をしてきたからわかる私が、指導員目線で紹介していきたいと思います。
目次
- 初心者は車幅がわかりにくい
- 初心者は目線が近い
- 初心者は安全確認に時間を取られる
- おすすめの車は?
- まとめ
初心者は車幅がわかりにくい
自動車学校で指導員をしていた私だって、初心者だった頃は当然あるわけです。とにかく運転することに必死で車の左側への意識はあまりなかったですね。
だから、何度もミラーを壁や電柱にこすったものです。
ということは、車幅をつかみやすい車が良いということ。あまり大きくない方が最初の車としては良いと思います。
狭い道で対向車とすれ違わなければいけない状況になってしまった時、このまま止まった方がいいのか、もう少し先の道幅のあるところまで行った方がいいのか瞬時に判断しなければいけません。そのような時でも取り回しがしやすい車を選んだほうがいいですね。
やっぱり、コンパクトカーや軽自動車がおすすめ。
初心者は目線が近い
「目線が近い」って、指導員の間ではよく使われる言葉。最初はとにかく目線が近くなりがち。ボンネットの先端あたりしか見てないんじゃない?って人もいたりして。それでは、当然運転はできないわけで、練習するにしたがって、徐々に遠くまで見る事ができるようになってきます。スピードが上がれば上がるほど、目線は遠くに向かなければなりません。当たり前ですね。
視認性が良い車がおすすめ。
視認性が良い車とは、視界が広く、フロントガラスの傾斜がきつくなく座席の高さがあるものが良いです。座席が沈み込んでいるような車は初心者や女性には見にくいです。
初心者は安全確認に時間がかかる
そもそも、運転操作で精一杯の初心者にとっては、安全確認は一苦労。でも、おろそかに出来ない重要な作業。
先ほどの項目でも書きましたが、視界の開けた視認性の良い車がよいです。安全確認の時に障害になるのが、フロントガラスと横のガラスの間にある太い柱のようなもの。ピラーと言います。この部分が死角になり、安全確認の妨げになったりします。車によっては、少しでも死角を減らすために中がくり抜かれているものや細く2本になっているものなどありますが、ゼロではありません。というか、死角は意外に多いです。
車を選ぶ時は、運転席に座ってみて安全確認はしやすいか、死角はどのくらいなのか確認したほうがよいです。運転者の身長によっても見え方は違います。
おすすめの車は?
1以上の点を踏まえて、初心者や女性におすすめの車を紹介します。
まず、一つ目
ダイハツ ムーブキャンバス
価格1,276,000円(消費税抜き1,160,000円)~
燃費 市街地モード 4WD 17.4㎞/L 2WD 17.6km/L
これは私自身が乗っている一押しの車。軽自動車なのに広々とした室内。運転席からの視界も良好。我が家にはもう一台トヨタのヴィッツがあるのですが、初心者マークの長男はキャンバスの方が乗りやすいと言っています。なにより、見た目が可愛い。
スマートアシストⅢなどの安全性能装備
車の周囲を認識し、危険が迫るとドライバーに警告したり、緊急ブレーキをかけ、安全を支援するという装備を搭載しています。
スズキ スペーシア
この投稿をInstagramで見る
価格 1,358,500円(消費税抜き1,235,000円)~
燃費 市街地モード 21.0km/L
右左折時の交通状況を把握しやすいピラー、ドアミラーの位置の最適化により、見渡しやすいしかいの広さ。高い天井に低いフロアで室内空間も広々しています。スーツケースをモチーフにしたインテリアもおしゃれです。この色とっても素敵なカラーですね。
Safetty Support スズキの予防安全技術
衝突被害軽減ブレーキ、後方発進抑制機能、標識認識機能、誤発進抑制機能ほか、危険な場面に合わないようにするための技術が搭載されています。
ホンダ N-BOX
この投稿をInstagramで見る
価格 1,411,300円(消費税抜き1,283,000円)~
燃費 市街地モード 19.2km/L
軽自動車ナンバーワンの販売実績をほこるN-BOX。ドライブポジションが高く、見下ろす形で運転できるため、周囲を把握しやすく運転しやすい。後席の窓の視界も十分。
Honda SENSING
ミリ波レーダーと単眼カメラで、周囲の状況を確認。ブレーキやステアリングの制御技術と協調し事故回避を支援します。
2019年度予防安全性能評価において、軽自動車で初めて最高ランク「ASV+++(スリープラス)」を獲得
ヒルスタートアシスト機能
坂道発進時ペダルを踏みかえる瞬間の車の後退を約1秒間抑制します。初心者にはありがたい機能。
まとめ
視界の良さ、広さ、使いやすさの点などから、軽トールワゴンを3つご紹介しました。軽自動車は車体の大きさという面から考えても取り回しし易く、初心者や運転が苦手な方にも最適です。しかも、可愛いデザインの物も多いです。ご家庭のセカンドカーとしてもいいですよね。
最後に、ドライブレコーダーについて。
今の時代、自分を守るためにもドライブレコーダーは必須と思っています。万が一の時の証拠になりますから。実は私の車にはついていません。失敗しました。付ければ良かった。何かあったときに絶対に後悔する時がくると思うので近々つけます。
初心者や女性は嫌がらせをされる可能性が普通よりは高いと思うので。
最近のコメント